中村元記念館

中村元記念館は、松江市の著名な市民であり、インド哲学、仏教、比較思想の世界的な権威であった中村元博士の生涯の功績を称える施設です。松江市の多大な支援を受け、中村元博生誕100周年を記念して2012年10月に開館しました。
在日インド大使のディーパ・ゴパラン・ワドワ女史は記念館を訪れ、感銘を受け、この記念館は日印交流の象徴であると述べました。

中村元博士は、インド文化を歴史的・思想的な観点から解明することで、インド思想研究を深め、発展させました。仏教研究の分野では、初期仏典の研究に基づき、ゴータマ・ブッダの伝記を執筆しました。さらに、インド文化圏の哲学を他の文化圏の哲学と比較する比較思想の分野を開拓しました。

1966 年、中村元博士は、近代インドの思想家にしてインド第二代大統領ラーダークリシュナンより
「知識の博士(VidyAvAcaspati)」の名誉学位を授与されました。
1973 年にはデリー大学から名誉学位も授与されました。

nakamura

記念館には、中村元博士の蔵書や学術論文3万点を収蔵する図書館があり、博士の遺品も多数展示されています。東洋思想文化研究所・東方学院松江校は、東京にある中村元記念館東洋思想文化研究所と連携し、文化講演会を開催するとともに、インドと中海地域間の文化・経済交流を促進しています。

【中村元記念館情報】

場所:島根県松江市八塚町松江市役所八塚支所2階
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、夏季休館日(8月13日~15日)、冬季休業および収蔵品整理作業のため休館 (12月28日~翌年2月9日)
入場料:無料
電話番号:0852-76-9593