インド企業と連携模索 島根・鳥取の5社・団体、「ジャパンメラ」出展
2025/10/17

来場者にヘルスケア関連事業について説明するテクノプロジェクトの担当者(左端)=インド・ケララ州コチ
【インド・ケララ州=本紙特派員・佐野翔一】インド南部・ケララ州の企業と日系企業が集まり、商談などを通じてビジネスチャンスを探る「ジャパンメラ(日本祭り)」が16日、同州コチ市のリゾートホテルで3日間の日程で始まった。山陰両県からは5企業・団体が出展して自社の製品やサービスをPRし、インド企業との連携を模索した。
14日からインドを訪問中の中海・宍道湖・大山圏域の市長会とブロック経済協議会、山陰インド協会の3団体でつくる訪印団から、テクノプロジェクト(松江市)▽東亜ソフトウェア(米子市)▽大成工業(同)▽ノーチスラボ(鳥取市)▽中海・宍道湖・大山圏域観光局-が出展した。
人材交流の一環でケララ州の学生をインターンシップ(就業体験)で受け入れてきたテクノプロジェクトは、ヘルスケア事業での連携先の発掘を期待し、センサーで空気中の二酸化炭素(CO2)濃度を測定して感染症リスクを知らせるシステムなどを展示。藤見昌延取締役は「事業提案をしてくれるインド企業が多く驚いた。対話を重ねながら、事業拡大につなげたい」と話した。
東亜ソフトウェアは人工知能(AI)を活用したキノコの生産管理システムを紹介。岩西俊哉取締役常務執行役員はインドでは近年、健康志向からキノコの需要が高まっているとしながら、「イベントを通じ、菌床メーカーからの引き合いがあることが分かった。今後もインドに通い事業展開を目指す」と力説した。
イベントは、ケララ州の商工団体である印日商工会議所ケララ(INJACK)が主催。3回目となる今回は日系企業など30社・団体が出展し、初日はインド企業の担当者ら約300人が来場した。