山陰インド協会の定期総会 
 山陰インド協会の定期総会で2026年度の事業計画などを議論する会員たち=松江市千鳥町、ホテル一畑

 山陰インド協会(会員222個人・団体)の定期総会が2日、松江市内であり、山陰両県とインドの経済交流の活発化に向け、中海・宍道湖・大山圏域の産学官で連携会議を設立することを決めた。農業や観光、IT分野などで日印のつながりを深め、ビジネス機会などを探っていく。

 総会には両県の官民関係者ら約80人が出席し、産学官連携会議を含む2026年度事業計画を決めた。

 同会議は山陰インド協会のほか、中海・宍道湖・大山圏域の市長会とブロック経済協議会、島根大の4団体で構成。環境やエネルギーなどを含む全9分野で、日印双方が抱える課題解決に向けた事業を推進する。各団体が実施するインドでのインターンシップ(就業体験)の調整業務も手がける。

 経済視察団を組み、11月1日から1週間、ケララ州やチェンナイを中心に訪問。在チェンナイ日本総領事館や人材の送り出し機関を視察する。山陰インド協会などが経済交流の協定を結ぶ南部ケララ州の経済団体「INJACK」(印日商工会議所ケララ)のヴィジュ・ジェイコブ会長との面談も予定する。

 このほか26年度は、会員企業のケララ州以外への進出支援を強化。両県企業を対象にインド人材の雇用需要やインドビジネスへの関心度を探るアンケートなども実施する。

 任期満了に伴う役員改選では、再任を含む32人の人事を承認した。会長の松尾倫男氏=山陰中央新報社代表取締役社長=の後任に、山崎徹氏=山陰合同銀行代表取締役会長=の就任を承認した。任期は2年間。松尾氏は相談役に就く。

 新会長に就いた山崎氏は「協会が両国の架け橋としての役割を果たし、友好と相互理解の深化につなげたい」と話した。(石倉俊直)

 【名誉会長】古瀬誠(中村元記念館審議会名誉顧問)

 【相談役】松尾倫男(山陰中央新報社代表取締役社長)

 【会長】山崎徹(山陰合同銀行代表取締役会長)

 【副会長】田部長右衛門(山陰中央テレビジョン放送代表取締役社長)▽並河元(さんれいフーズ代表取締役社長)▽宮下浩之(島根富士通代表取締役社長)▽又賀航一(日新代表取締役会長)▽稲田壮秀(ファミリーイナダ代表取締役社長)▽石原俊太郎(山陰ケーブルビジョン代表取締役社長)▽渡辺洋(プロテリアル安来工場長)

 【常任理事】林隆史(アルファー食品代表取締役)▽石碕修二(オネスト代表取締役社長)▽金津任紀(カナツ技建工業代表取締役会長)▽広江研(社会福祉法人こうほうえん会長)▽三輪陽通(三光ホールディングス代表取締役CEO)▽中筋元尚(中筋組代表取締役社長)▽平井徹(平井建設代表取締役)▽園山繁(ひらた代表取締役・島根県議会議員)▽川上裕治(松江土建代表取締役会長)▽三原博之(大成工業代表取締役)▽花形泰道(松江商工会議所専務理事)

 【理事】木村隆之(海産物のきむらや取締役会長)▽高橋孝之(サテライトコミュニケーションズネットワーク会長)▽森脇哲雄(大幸代表取締役社長)▽井上浩(ネットワーク応用通信研究所顧問)▽藤原敏孝(ファデコ代表取締役)▽秦野博行(東亜ソフトウェア代表取締役社長)▽野津廣一(島根電工代表取締役社長)▽坂口吉平(山陰放送代表取締役社長)▽岡並弘(事務局長・山陰合同銀行特別嘱託)

 【監事】河原八郎(エブリプラン代表取締役会長)▽中村寿夫(中村法律事務所所長)